12月に読んだ本
・いつかの岸辺に跳ねていく 加納 朋子
幼馴染の男女が主人公。前半と後半で語り手が入れ替わる。この女性は普段は普通の女の子なのだが、時々みんなを唖然とさせる行動に出たりする。そういうところも含めて好意を抱く。
女性がこんな行動にでるのには、わけがある。女性パートで明かされる。たったひとりである運命を変えるため必死に立ち向かう。結末はハッピーエンド。
・ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ 訳(友ひろ 純)
主人公はカイアという女性。父親のDVのせいで母が家を出ていき、他の兄弟も去っていく。父もある時いなくなり、一人さびしく暮らし生きていく。家の近くは海辺や森、湿地がある。ある時一人の少年に出会い文字を教えてもらう。そこから二人は仲の良い友人同士になる。なんやかんやあり二人は結ばれて結婚する。本の最後の数頁にカイアが死ぬまで秘密にしていたことが明かされる。