sayaのゲーム日記(仮)

日々のゲームのやりこみを記録しているだけのただの日記

2023年12月に読んだ本

①女のいない男たち 村上春樹 文藝春秋 短編集。シェエラザードがお気に入り。

どこかのハウスにかくまわれた男。毎日特に働かず、ご飯を食べられて、女性もあてがわれる。全国の引きこもりが憧れる生活かも。他にも、愛する女性に手ひどく裏切られて、生きる気力を失い、自死に近い形で亡くなった男の話も好き(独立器官)

レキシントンの幽霊 村上春樹 文藝春秋 短編集。沈黙、毎回読んでも胸糞悪くなる。氷男と結婚した女性の話、氷男との情事が気になる。

ビブリア古書堂の事件手帖⑥ 三上延 メディアワークス 栞子を突き落とした男が再登場。彼の依頼で40年以上前に起きた晩年の盗難事件の真相を追うことに。

④夜間飛行 サンテグジュペリ(二木麻里) 光文社 仕事は時に非情な決断をしないといけないことも。なれ合いは不要。いつ読んでもいい。

⑤ソウルコレクター ジェフリー・ディーヴァー池田真紀子)文藝春秋

今作の犯人は、被害者のデータを事前に入手し、それを利用して被害者に近づき、自身の欲望を満たす(殺人やコレクションの追加など)そして、自身の犯した犯罪の身代わりをこれまたデータを利用して他の人に擦り付ける。犯人は、ものを貯める習性がある。パソコンにあるデータを何の疑問を感じないで信じる現代人。

全国にいる住民のプライバシー情報、データを閲覧できる犯人。