sayaのゲーム日記(仮)

日々のゲームのやりこみを記録しているだけのただの日記

2024年3月に読んだ本

国境の南、太陽の西 村上春樹 講談社 再読。少年時代に付き合っていた少女がいつまでも忘れられないで、中年に突入。家族を捨てて、彼女と共に生きていこうと決意するが・・。

②あとは切手を、一枚貼るだけ 小川洋子堀江敏幸 中央公論新社 短い章を交互に書いていく。奇数は小川さんが、偶数を堀江さんが担当。内容は、ある痛ましい事故がきっかけで、別れることにした夫婦が、数十年後に手紙をやりとりすることに。過去の思い出を語り合う。語り手の女性は、もう、体を動かせない状態。最後に女性、幽体離脱?して、男の元へ行く。

③いつも彼らはどこかに 小川洋子 新潮社 再読。短編集。愛犬ベネディクト、竜の子幼稚園がお気に入り。

竜の子幼稚園、何らかの理由で旅に出られない人から預かった物を身代わりガラスに入れて、その依頼人の代わりに思い出の地を巡るお仕事をする人の話。

老人と海 ヘミングウェイ(高見 浩) 新潮社 光文社版は、読破済み。

老漁師サンチャゴが何日もかけて、巨大な魚を釣り上げる話。男の尊厳やプライドを見事に回復させる。

⑤一人称単数 村上春樹 文藝春秋 再読。短編集。品川猿の告白が好み。

今月から、再読した本は、再読と書くことに。特に意味はない。