sayaのゲーム日記(仮)

日々のゲームのやりこみを記録しているだけのただの日記

2月に読んだ本

①精霊の木 上橋菜穂子 偕成社 人間、地球を人が住めないほど汚染してしまう。

コロニーを作るがやはり地面で暮らしたいと考えた人類。他の惑星を侵略して土地を奪い、先住民を虐殺。のちに穏健的に支配していこうという考えが生まれる。ある惑星、精霊が実際に存在し、精霊と共に暮らしている人達がいた。そこを侵略、精霊と先住民とのつながりを断つ。

街と、その不確かな壁 村上春樹 新潮社 10代のころ、主人公、少年時代に愛する女性がいきなりいなくなる経験をする。心に大きな傷を負う。

大人になっても引きずる。なんやかんやで、いなくなった彼女がいるとされる村を発見。壁に囲まれている。小説・世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの主人公の頭の中に存在していた村。その小説のラストと同じ結末をたどり、主人公は影を村から脱出させ、自身は村に残る。が、主人公、なぜか現実世界に戻されてしまう。

愛する者へ別れを告げ、前に進む決意をした主人公。希望を感じさせるラスト。

③バーニング・ワイヤー ジェフリーディ―ヴァ― 池田真紀子 文芸春秋

リンカーンライムシリーズ9冊目。今回犯人が使用する武器は電気。100ミリアンペア程度の電気の力で人を殺せる。ライバル対決に終止符が打たれる。